プロポーズ大作戦 第11話 【最終回】
2007.06.28 (Thu)
■ STORYについて ■
『涙の告白は奇跡を呼びますか』
岩瀬健(山下智久)が多田哲也(藤木直人)の受賞パーティーから強引に吉田礼(長澤まさみ)を連れ出して行ったのは、二人が出会った小学校だった。懐かしい風景と思い出の中で、しばし二人きりで語り合う。
パーティー会場では、多田が礼を探していた。理由を知っている榎戸幹雄(平岡祐太)はごまかすが、鶴見尚(濱田岳)は何も知らず、探しておくと請け合う。そのころ奥エリ(榮倉奈々)は、バイト先のバーガー・ショーグンからパーティーに出かけようと準備していた。その時、西尾保(菊池健一郎)が店のオブジェにと持ってきた看板に指輪が嵌っているのに気づく。指輪を手に取ったエリは、会場へ駆けつける。
礼は健に「今までありがとう」といつになく素直に伝えた。しかし、健はいまだ自分の気持ちを伝えようとしない。何度も過去に戻り必死になっていたことを思い、礼の言葉をかみしめる健は、自分の気持ちを伝えるのはこの時ではないと気付いたのだ。
会場に戻ると、健は幹雄に計画の変更を伝える。一方、礼はエリに呼び出された。親友だからこそ礼の幸せを願うと言うエリは、店で見つけた指輪を渡す。指輪の裏には、REI×KENZOと刻まれていた。驚く礼。と、その後でカメラのフラッシュが…。それは、健が自ら現在へと戻るシャッターを押した光だった。
健が戻ったのは…披露宴会場ではなかった。幹雄と尚に会場入りを促される健。その場へ戻したのは、大事なことに気づいた健への。妖精(三上博史)からのプレゼントだった。妖精に今までの努力を認められた健は、別れを告げて会場に向かう。礼と多田へのスピーチを行うため…。
前回同様に、指名を受けた健は2人の前に進む。だが、そのスピーチは前回とは違っていた。礼への強い想いを告白し続ける健は、ついに今まで言えなかった“好きです”という言葉も伝える。だが…だが、すでに礼は多田との式の最中。健は、最後に礼の幸せを祈ってスピーチを終えた。
健の突然の告白に、礼の頬には涙がこぼれる。その横では、多田が不安げに礼を見守っていた。スライドショーの最中も、礼は自分の中にある健の大きさをひしひしと感じる。そんな表情を見ていた多田は、お色直しに会場を出ると礼を引き止めた。
多田は複雑な表情の礼を以前も見たと話す。それは、20歳の誕生日。礼が健に告白しようとした時のことだった。そして、多田は問題を解決するよう礼を促す。決断させるために、勝敗が決定している賭けまで用意して…。
礼は健を追って式場から飛び出した。だが、すでに健はタクシーに乗って走り去ってしまう。礼がチャペルに戻って、健に素直になれなかった自分を悔いていると、なんと妖精が現れた。礼の悔いを見透かす妖精は、ためになる話と健のこれまでの努力を語る。そして、今からでもまだ間に合うと、礼の背中を押した。礼は、再び健を追って…。
健が乗ったのは、式場に来る時に渋滞に巻き込まれた時と同じタクシー。運転手(酒井敏也)は、飄々とした男だが、途中であろうことか車がエンスト。健は、タクシーを押すハメに。健が必死に車を押していると、あの懐かしい声が、懐かしい呼び方で後方から聞こえてきた。
-「ケンゾー!」-
振り返る健は、笑顔に…。もちろん、その呼び声の主は…。
~ 公式HPより引用 ~
■ 全体の感想 ■
健が礼を連れて行ったのは、2人が出会った小学校―
懐かしい教室で思い出話を語り合いながら、礼が健と同じ小学校に転校してきたこと、隣の席に座ることになったことを思い出すんですよね。
人との出会いや交流と言うのは偶然と偶然が重なり合って築き上げていくもの。
当たり前のように幼馴染として過ごしてきた2人ですが、不思議な縁と絆で結ばれていることを実感したはずです!
一方、パーティ会場では多田さんが礼の姿を探しています。
幹雄も健をかばいながら応援していますが、勝算は見えていないみたいです。
小学校の校庭では、礼が健への思いを素直に語っています。
健との思いに決別し、新たな幸せを掴もうとしている礼 ―
礼のことを忘れられず、あがき続ける健 ―
それぞれお互いが大事な存在だと分かっていながら、交差することの無い思いがとても切ない
健が久しぶりにグライダーを成功させたときに、礼に告白するかと思いましたが、健はもっと違う場所で告白する決意を固めたみたいです。
第9話で登場したエンゲージリングをエリが見つけ、巡りめぐって礼の元に届けられることになりました。
エリが礼を思う気持ちも素敵だった。
結婚前に心が揺れることを心配しながらも、礼が一番幸せになる道、納得できる道を見つけて欲しいと願う気持ち。
エリはいつも口出しはしませんでしたが、礼のことを温かく見守っていた気がします。
健が戻ってきたのは、スライドショーの場ではなく、スライドショーが始まる前!
これは、妖精(三上博史)のにくい演出でした
「 過去ではなく、現在で勝負 」
これこそフェアな戦い方ですよね!
そして、健は今までで一番告白に似つかわしく無い場所で、礼への思いをぶつけます。
結婚式での友人スピーチとしては、あり得ない告白の台詞。
でも、多田さん、礼の両親、仲良し5人組、たくさんの人々の前で礼への本心をぶつける姿がかっこ良かった。
号泣しながらの告白、礼へのお祝いの言葉・・・
未練たっぷりの愛の告白では無く、本当に礼の結婚を祝福しているようにも思えましたよね。
スピーチ後に、スライドショーが始まりましたが、今まで健目線で見ていた写真たちが礼の視点で描かれていたのも良かった。
2人のすれ違いは健の不甲斐なさだけが原因ではなく、礼にも原因があった。
しっかり者で頑固な礼が、健への思いは中途半端なまま蓋をしてしまってたんですよね。
健の存在の大きさを改めて感じる礼の背中を押したのは多田さんでした。
賭けで選ばせたわけではなく、敢えて自分が貧乏くじを引いた。
少しは、礼が多田のアシストを拒否してそのまま会場に残ることも期待していたんでしょうね。
礼が健を追ったときの驚いた(微妙な)表情が、とても悲しくて・・・
礼が健の姿を見失い妖精と語っているときには、次は礼のタイムスリップで幕を閉じるかと思っちゃいました。
そう言うパターンもあり得そうだけど、そうではなく未来の扉につなげさせたところはさすが!!
エンドロールの後にもストーリーが続き、「ケンゾー」の声が健に届いたところも素敵でした
2人がどうなったのか、結婚式はあれからどうなったのか気になる部分はありましたが、ラストには大満足
最初は、タイトルからしてコメディ要素たっぷりのハチャメチャ劇かと思っていましたが初回からはまりました。
毎話、切なくなったり、妖精の語る物事の本質に頷いたり、とても楽しい作品でした
■ プロポーズ大作戦 ドラマレビュー ■
放送前の感想
第1話 ・ 第2話 ・ 第3話 ・ 第4話 ・ 第5話 ・ 第6話
第7話 ・ 第8話 ・ 第9話 ・ 第10話 ・ 第11話(最終回)
スペシャル
2007年・春ドラマ一覧表
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プロポーズ大作戦 月曜 21:00~
公式HPはこちら >> http://www.fujitv.co.jp/propose/
健(山下智久)は、大好きだった幼なじみの結婚式に出席。妖精の計らいで人生をやり直すチャンスを与えられる。タイムスリップし、礼(長澤まさみ)とのハッピーエンドを目指し、奮闘する。
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『涙の告白は奇跡を呼びますか』
岩瀬健(山下智久)が多田哲也(藤木直人)の受賞パーティーから強引に吉田礼(長澤まさみ)を連れ出して行ったのは、二人が出会った小学校だった。懐かしい風景と思い出の中で、しばし二人きりで語り合う。
礼は健に「今までありがとう」といつになく素直に伝えた。しかし、健はいまだ自分の気持ちを伝えようとしない。何度も過去に戻り必死になっていたことを思い、礼の言葉をかみしめる健は、自分の気持ちを伝えるのはこの時ではないと気付いたのだ。
会場に戻ると、健は幹雄に計画の変更を伝える。一方、礼はエリに呼び出された。親友だからこそ礼の幸せを願うと言うエリは、店で見つけた指輪を渡す。指輪の裏には、REI×KENZOと刻まれていた。驚く礼。と、その後でカメラのフラッシュが…。それは、健が自ら現在へと戻るシャッターを押した光だった。
健が戻ったのは…披露宴会場ではなかった。幹雄と尚に会場入りを促される健。その場へ戻したのは、大事なことに気づいた健への。妖精(三上博史)からのプレゼントだった。妖精に今までの努力を認められた健は、別れを告げて会場に向かう。礼と多田へのスピーチを行うため…。
前回同様に、指名を受けた健は2人の前に進む。だが、そのスピーチは前回とは違っていた。礼への強い想いを告白し続ける健は、ついに今まで言えなかった“好きです”という言葉も伝える。だが…だが、すでに礼は多田との式の最中。健は、最後に礼の幸せを祈ってスピーチを終えた。
健の突然の告白に、礼の頬には涙がこぼれる。その横では、多田が不安げに礼を見守っていた。スライドショーの最中も、礼は自分の中にある健の大きさをひしひしと感じる。そんな表情を見ていた多田は、お色直しに会場を出ると礼を引き止めた。
多田は複雑な表情の礼を以前も見たと話す。それは、20歳の誕生日。礼が健に告白しようとした時のことだった。そして、多田は問題を解決するよう礼を促す。決断させるために、勝敗が決定している賭けまで用意して…。
礼は健を追って式場から飛び出した。だが、すでに健はタクシーに乗って走り去ってしまう。礼がチャペルに戻って、健に素直になれなかった自分を悔いていると、なんと妖精が現れた。礼の悔いを見透かす妖精は、ためになる話と健のこれまでの努力を語る。そして、今からでもまだ間に合うと、礼の背中を押した。礼は、再び健を追って…。
健が乗ったのは、式場に来る時に渋滞に巻き込まれた時と同じタクシー。運転手(酒井敏也)は、飄々とした男だが、途中であろうことか車がエンスト。健は、タクシーを押すハメに。健が必死に車を押していると、あの懐かしい声が、懐かしい呼び方で後方から聞こえてきた。
-「ケンゾー!」-
振り返る健は、笑顔に…。もちろん、その呼び声の主は…。
~ 公式HPより引用 ~
■ 全体の感想 ■
健が礼を連れて行ったのは、2人が出会った小学校―
懐かしい教室で思い出話を語り合いながら、礼が健と同じ小学校に転校してきたこと、隣の席に座ることになったことを思い出すんですよね。
人との出会いや交流と言うのは偶然と偶然が重なり合って築き上げていくもの。
当たり前のように幼馴染として過ごしてきた2人ですが、不思議な縁と絆で結ばれていることを実感したはずです!
一方、パーティ会場では多田さんが礼の姿を探しています。
幹雄も健をかばいながら応援していますが、勝算は見えていないみたいです。
小学校の校庭では、礼が健への思いを素直に語っています。
健との思いに決別し、新たな幸せを掴もうとしている礼 ―
礼のことを忘れられず、あがき続ける健 ―
それぞれお互いが大事な存在だと分かっていながら、交差することの無い思いがとても切ない

健が久しぶりにグライダーを成功させたときに、礼に告白するかと思いましたが、健はもっと違う場所で告白する決意を固めたみたいです。
第9話で登場したエンゲージリングをエリが見つけ、巡りめぐって礼の元に届けられることになりました。
エリが礼を思う気持ちも素敵だった。
結婚前に心が揺れることを心配しながらも、礼が一番幸せになる道、納得できる道を見つけて欲しいと願う気持ち。
エリはいつも口出しはしませんでしたが、礼のことを温かく見守っていた気がします。
健が戻ってきたのは、スライドショーの場ではなく、スライドショーが始まる前!
これは、妖精(三上博史)のにくい演出でした

「 過去ではなく、現在で勝負 」
これこそフェアな戦い方ですよね!
そして、健は今までで一番告白に似つかわしく無い場所で、礼への思いをぶつけます。
結婚式での友人スピーチとしては、あり得ない告白の台詞。
でも、多田さん、礼の両親、仲良し5人組、たくさんの人々の前で礼への本心をぶつける姿がかっこ良かった。
号泣しながらの告白、礼へのお祝いの言葉・・・
未練たっぷりの愛の告白では無く、本当に礼の結婚を祝福しているようにも思えましたよね。
スピーチ後に、スライドショーが始まりましたが、今まで健目線で見ていた写真たちが礼の視点で描かれていたのも良かった。
2人のすれ違いは健の不甲斐なさだけが原因ではなく、礼にも原因があった。
しっかり者で頑固な礼が、健への思いは中途半端なまま蓋をしてしまってたんですよね。
健の存在の大きさを改めて感じる礼の背中を押したのは多田さんでした。
賭けで選ばせたわけではなく、敢えて自分が貧乏くじを引いた。
少しは、礼が多田のアシストを拒否してそのまま会場に残ることも期待していたんでしょうね。
礼が健を追ったときの驚いた(微妙な)表情が、とても悲しくて・・・
礼が健の姿を見失い妖精と語っているときには、次は礼のタイムスリップで幕を閉じるかと思っちゃいました。
そう言うパターンもあり得そうだけど、そうではなく未来の扉につなげさせたところはさすが!!
エンドロールの後にもストーリーが続き、「ケンゾー」の声が健に届いたところも素敵でした

2人がどうなったのか、結婚式はあれからどうなったのか気になる部分はありましたが、ラストには大満足

最初は、タイトルからしてコメディ要素たっぷりのハチャメチャ劇かと思っていましたが初回からはまりました。
毎話、切なくなったり、妖精の語る物事の本質に頷いたり、とても楽しい作品でした

■ プロポーズ大作戦 ドラマレビュー ■
放送前の感想
第1話 ・ 第2話 ・ 第3話 ・ 第4話 ・ 第5話 ・ 第6話
第7話 ・ 第8話 ・ 第9話 ・ 第10話 ・ 第11話(最終回)
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2007年・春ドラマ一覧表
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プロポーズ大作戦 月曜 21:00~
公式HPはこちら >> http://www.fujitv.co.jp/propose/
健(山下智久)は、大好きだった幼なじみの結婚式に出席。妖精の計らいで人生をやり直すチャンスを与えられる。タイムスリップし、礼(長澤まさみ)とのハッピーエンドを目指し、奮闘する。
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