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わたしたちの教科書 第3話

2007.04.27 (Fri)

■ STORYについて ■
『女教師の秘密の顔』
珠子(菅野美穂)は、裁判官らとともに喜里丘中学校を訪れた。東京地方裁判所の決定書に基づき、校内に残されている藍沢明日香(志田未来)に関するすべての資料の証拠保全をするためだった。
会議室でその応対をした副校長の雨木(風吹ジュン)は、関連書類とともに、コインロッカーで発見された明日香のカバンも珠子たちに提出する。
しかし、珠子や耕平(伊藤淳史)が発見したときにはその中に入っていたはずの教科書やノートはなかった。珠子にそのことを問われた雨木は、わからない、と答える。そんな雨木に、明日香が亡くなったのは学校内でいじめがあったからではないか、と尋ねる珠子。すると雨木は、この学校にはいじめはない、ときっぱりと答えた――。

早紀(真木よう子)に促されるようにして会議室を後にした珠子は、朋美(谷村美月)という生徒に出会う。朋美は、耕平のことを探しているらしい。それを知った珠子は、朋美と明日香は同じクラスなのか、と早紀に尋ねた。が、早紀は何も答えなかった。
珠子たちが退席した後、耕平は、何故カバンの中身を隠すのか、と雨木に詰め寄る。明日香からコインロッカーの鍵を託されたのも、雨木にカバンを預けたのも耕平なのだ。耕平は、専門家にすべてを見せて判断してもらった方がいいのではないか、と主張した。すると雨木は、生徒に関する専門家は教師なのだから、教師たちが自信と誇りを持って問題解決にあたるべきだ、と耕平を諭す。
帰ろうとしていた珠子の元に向かった耕平は、学校の問題を法律で強引に解決しようとする珠子のやり方は間違っている、としながらも、真相を明らかにするために自分も手伝う、と告げる。それに対して珠子は、学校側が証拠隠滅を図ろうとしていると主張し、教師である耕平が学校を相手に戦うことができるのか、と問いかける。

珠子は、臨床心理学の教授・日野(小市慢太郎)の元を訪れた。学校内でのいじめの現状についてリサーチするためだった。日野は、大人と子どもの世界は、まったく理解しあえない状況に陥っていることを指摘した。さらに日野は、子どもたちが何を考えているのかわからず、幸せとは何かも提示することが出来ない大人たちと、それに気づいている子どもたちは、戦争状態にあるのだ、と悲痛な表情で続けた。

同じころ、耕平は、理科の授業中に英語の自習をしている山藤拓巳(登野城佑真)に気づき、取り上げた参考書で軽く頭を叩いて注意する。すると拓巳は急に激高し、社会科の早紀には文句を言われなかった、と言うとさっさと教室を出て行ってしまう。
耕平は、拓巳の言葉が気になり、早紀の授業を覗いた。すると、早紀は、各々勝手なことをしている生徒たちを相手に、淡々と授業をしていた。それは異様な光景だった。

その夜、珠子は、ひなぎくの家から送られてきた明日香の荷物を調べる。その中には携帯電話もあったが、アドレス帳には何も登録されていなかった。珠子がいじめ裁判について勉強していることに気づいた直之(谷原章介)は、その難しさを指摘した。学校は密室であり、証拠も証言者も見つけるのは困難だと直之はいうのだ。直之が自室に去った後、珠子は、携帯電話のバッテリー蓋の裏に貼られたプリクラを見つける。そこには、明日香と朋美が一緒に写っていた。

あくる日、喜里丘中学校に拓巳の母・美佐(栗田よう子)が怒鳴り込んでくる。耕平は、生徒の自主性を踏みにじるのか、などと身勝手な理屈をこねて文句を言う美佐に反発した。一緒に応対した早紀は、そんな耕平を制して美佐に頭を下げる。
納得がいかない耕平は、早紀の授業のことを切り出し、何のために学校はあるのか、と問いかけた。すると早紀は、わからない、と答え…。

一方、朋美の尾行を開始した珠子は、彼女がクラシック音楽好きで、ピアノを習っていたことがあることをつかむ。偶然を装って朋美に接近し、ピアニストだった、などとウソをついた珠子は、自宅にピアノを弾きにきてもいい、と彼女を誘った。
珠子と朋美が一緒にいるところを偶然見かけた耕平は、朋美が去った後、珠子に声をかける。耕平は、珠子が勝手に朋美に接近したことを非難した。珠子は、そんな耕平に、プリクラを見せ、混乱しているのは教師だけで、生徒たちはいじめのことを知っているのかもしれない、と告げる。それに対して耕平は、ホームルームで生徒たちの声を聞くから直接会うのは止めてほしい、と珠子に頼む。

別の日、耕平は、拓巳と話し合うために彼の家を訪ねるが、相手にされなかった。それでも耕平が家の前で粘っていると、早紀がやってきた。美佐から学校に苦情の電話があったのだという。耕平は、話し合うのは無意味だ、という早紀に、自分が教師を目指すきっかけとなったある教師との出会いを熱く語った。と、そのとき、早紀は、インターフォンから流れる雑音に気づき、誰かが耕平たちの会話を聞いていることを察する。。すると、玄関から拓巳が姿を見せ、耕平の熱意にほだされたかのような態度を見せた。が、次の瞬間、拓巳は、1枚の紙を取り出して耕平に差し出した。それは、早紀が前の学校で、生徒の父親と不倫して解雇されたことを告発するビラだった。

同じころ、珠子は、友人のマンションに朋美を呼び、ピアノを弾かせていた。その際、ピアニストではないことを朋美に見破られた珠子は、弁護士であることを彼女に告げると、明日香のことを切り出した。すると朋美は、自分と明日香は透明人間だった、と言い残して去ってしまう。

拓巳の行為にショックを受けた早紀は、耕平と飲みに行き、泥酔していた。自暴自棄になり、耕平をラブホテルに誘ったりする早紀。教師を辞めるつもりでいた早紀は、明日、辞表を出した後、明日香のカバンの中身を渡す、と耕平に告げると、帰っていく。そのようすを見ていた2年3組の生徒・加寿子(鈴木かすみ)は、早紀の真似をして耕平をラブホテルに誘ってからかった。

あくる日、早紀は雨木に辞表を提出する。雨木は、それを破り捨てると、拓巳がメールで送りつけてきた例のビラを見ていた教師たちに、早紀には何の責任問題もない、と言い放つ。耕平は、そんな雨木に、独自に作成したいじめ実態調査のプリントを見せた。しかし雨木は、いまはまだ配らないよう指示する。時間をかけて検討する必要がある、というのだ。

そのころ、クライサー法律事務所には朋美の姿があった。珠子を訪ねてやってきたのだ。何かを訴えようとしながら、弱々しく震えて戸惑っている朋美に、「私があなたを守る!」と言って手を握り締める珠子。すると朋美は、ある日突然、友だちから無視され、まるで自分が存在していないかのような苦しみを味わっていたことを告白する。明日香と朋美は、ともにいじめの被害者だったのだ。

2年3組では、ホームルームが行われていた。雨木に見せたプリントが入っている封筒を見つめていた耕平は、思い切って生徒たちにプリントを配ろうとした。が、その封筒の中から、ラブホテルの前にいる耕平と加寿子の写真が出てくる。耕平は激しく動揺し…。
 ~ 公式HPより引用 ~

■ 全体の感想 ■
今回は、真木よう子が、クローズアップキラ
真木ちゃん好きの私としては嬉しかったんだけど、あまりよろしくない過去で・・・
サイボーグっぽい女教師の弱さとか、青森の方言とか人間っぽさが出たとこは良かったんですけどね!

そして、『14才の母』で志田未来ちゃんと共演した谷村美月ちゃんも表に出てきました。
これから彼女がいじめ問題に関する鍵を握るみたいです。
谷村美月ちゃんって、映画館での”違法映像撲滅CM”にも出てますよね。
黒い涙を流す少女役で。
『14才の母』の時は、大人びた同級生役で、いい子なのか悪い子なのかイマイチ分かりにくかったんだけど、今回は、素直な中学生役なのかな~~?

ひねくれた・・・って言うより、理解不能な闇のある中学生を取り上げてるドラマなんで、どうなるんか分かりません汗汗

珠子もまだまだ本心が分からない。
明日香の作文をいつも胸に入れて、大事な場面では胸にそっと手を当てたりしてるんで、優しさや正義感があるとは思うのだけど・・・
難しいテーマだけど、後味の悪い結末は避けて欲しいです。

■ わたしたちの教科書 ドラマレビュー ■

放送前の感想

第1話 ・ 第2話 ・ 第3話 ・ 第4話 ・ 第5話 ・ 第6話
第7話 ・ 第8話 ・ 第9話 ・ 第10話 ・ 第11話 ・ 第12話

2007年・春ドラマ一覧表


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わたしたちの教科書   木曜 22:00~  
公式HPはこちら >> http://wwwz.fujitv.co.jp/kyoukasho/

学校が抱えるさまざまな問題を描きながら、人の心に存在する“明”と“暗”の二面性、そして、実は誰もが転びうる“危うさ”に光を当てることで、単なる学校問題を描くにとどまらず、人間という存在そのものの有り様を浮き彫りにしていく。
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13:22  |  TV 2007年-春ドラマ  |  Trackback(1)  |  Comment(0)

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わたしたちの教科書ですが、弁護士・積木珠子(菅野美穂)が、明日香(志田未来)の転落事故を解明するため、中学校に乗りこんで行きます。最近、菅野美穂がバラエティで弾けまくっている気はしますが、ドラマの方はシリアスです。今回は真木よう子の完璧女教師についても描
2007/04/27(金) 16:42:54 | 一言居士!スペードのAの放埓手記

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